難易度について
以下の基準で難易度を設定しています。
難易度 1 (初級者向け)
登山道について
- 概ね整備済
- 転んだ場合でも転落・滑落の可能性は低い
- 道迷いの心配は少ない
技術・能力
- 登山の装備が必要
難易度 2 (初〜中級者向け)
登山道について
- 沢、崖、場所により雪渓などを通過
- 急な登下降がある
- 道が分かりにくい所がある
- 転んだ場合の転落・滑落事故につながる場所がある
技術・能力について
- 登山経験が必要
- 地図読み能力があることが望ましい
難易度 3 (中級者向け)
登山道について
- ハシゴ・くさり場、また、場所により雪渓や渡渉箇所がある
- ミスをすると転落・滑落などの事故になる場所がある
- 案内標識が不十分な箇所も含まれる
技術・能力について
- 地図読み能力、ハシゴ・くさり場などを通過できる身体能力が必要
難易度 4 (中〜上級者向け)
登山道について
- 厳しい岩稜や不安定なガレ場、ハシゴ・くさり場、藪漕ぎを必要とする箇所、場所により雪渓や渡渉箇所がある
- 手を使う急な登下降がある
- ハシゴ・くさり場や案内標識などの人工的な補助は限定的で、転落・滑落の危険箇所が多い
技術・能力について
- 地図読み能力、岩場、雪渓を安定して通過できるバランス能力や技術が必要
- ルートファインディングの技術が必要
難易度 5 (上級者向け)
登山道について
- 緊張を強いられる厳しい岩稜の登下降が続き、転落・滑落の危険箇所が連続する
- 深い藪漕ぎを必要とする箇所が連続する場合がある
技術・能力について
- 地図読み能力、岩場、雪渓を安定して通過できるバランス能力や技術が必要
- ルートファインディングの技術、高度な判断力が必要
登山者によってはロープを使わないと危険な場所もある