到着時刻予測の機能概要
「到着時刻予測」とは、登山計画を事前に立ててから登山を行うと、実際に通ったポイントの到着時刻と、先のポイントの予測時刻を表示する機能です。
機能概要動画
特徴
- 実際に登山を開始した時刻が事前に立てた計画と異なっていても、実際の進捗や、歩くペースに合わせて予測を計算します。
- 地図画面では、現在地に対して直前に通過したポイントの実際の到着時刻と、次に通過予定のポイントの予測時刻を吹き出し状に表示します。
- 一覧画面では、行程全体の各ポイントの到着時刻と予測時刻を確認することができます。最終地点の到着時刻は、下山予定時刻を表しています。(計画が複数日にまたがる場合、各日ごとに予測を行います。例:1 泊 2 日の場合、 1 日目は 1 日目の最終地点までを予測します。)
ご注意事項
- 到着時刻を予測する機能はYAMAPプレミアム限定の機能です。
- 無料ユーザーの方は実績の到着時刻のみお使いいただけます。
以下では、詳しい使い方を解説します。
到着時刻予測の使い方
登山計画を事前に作成しておく
前提として、この機能を活用するためには、登山をする前に登山計画を立てておく必要があります。
その登山計画を登山中に地図上に表示し、計画した行程に沿って歩くことで、到着時刻と予測時刻が確認できるようになります。
登山計画の作成方法は、ヘルプセンター内「登山計画はどうやって作るの?」をご覧ください。
登山計画を作成しなかった場合はどうなる?
この機能をすべて使うには登山計画を事前に立てておく必要がありますが、登山計画を立てていない場合も、現在地から見て直前に通過したランドマークの到着時刻のみ 利用することができます。
画面のみかた
到着時刻予測は、到着時刻と予測時刻の 2 つの時刻を表示する機能の総称です。両者の言葉の意味はそれぞれ以下のとおりです。
- 予測時刻:現在地から見て、次のポイントへ到着すると見込まれる時刻
- 到着時刻:現在地から見て、直前に実際に通過したポイントの到着時刻
地図画面
地図画面では、到着時刻と予測時刻を、それぞれ前後のランドマークの上に吹き出し状に表示します。
それぞれの吹き出しをタップすることで、一覧画面が開き、より詳細な情報を確認することができます。
地図画面上の吹き出しは、地図の拡大/縮小で透過します
地図画面上に表示されている到着時刻と予測時刻の吹き出しは、地図をズームインすることで透過し、さらにズームインすると完全に透明になります。
これによって、吹き出しによって地図が隠れ、地形が分かりにくくなってしまう問題を回避しています。
一覧画面
地図画面上で、到着時刻 / 予測時刻が表示されている吹き出し部分をタップすると、その場で一覧画面が開きます。
一覧画面では、登山計画の行程に沿って、実際の到着時刻と、将来の予測時刻を一覧表示するほか、現在地がどこであるかをひと目で確認することができます。
なお、計画の行程から外れて歩いた場合は、その区間はスキップされ、到着時刻が表示されず、ポイントはグレーで表示されます。
地図画面での表示のオン/オフを切り替える方法
到着時刻や予測時刻の吹き出しを地図上に表示したくない場合、非表示にすることができます。
ご注意事項
- 各ポイント(ランドマーク)に到着したかどうかの判定は、ランドマークの半径 50m を基準にしています。このため、実際には到着するよりも少し手前でそのポイントに到着したことになる場合があります。
- 計画の行程を外れて歩くと、予測は更新されなくなります。再び計画されたルートに復帰し、計画上のポイントを通過することで、予測が再開されます。
- 登山計画の行程が2日以上で、行動時間が夜の12:00を超える日がある場合、その後の到着時刻の予測が正しく機能しなくなる場合があります。